27日の日曜日、午後からりゅーとぴあの新潟交響楽団第89回定期演奏会に行って来ました。開演30分前に入りましたが、すでに自由席はほぼ埋まっていました。客席からもすでに期待感と熱気を感じました。
まずラプソディ・イン・ブルーを注目していましたが、冒頭のクラリネットさんも素晴らしく、
三舩優子さんのソロもダイナミックでジャジーな雰囲気がぐっぐっと伝わってきて良い演奏でした。
後半、マーラー交響曲第1番、団員さんすべての熱気とそれを上回る指揮者
松沼俊彦さんの熱演はすごかったです、倒れなければ良いがなと案じた程です。なかでも、お名前は存じませんが、
オーボエさんの素晴らしい抑制の利いた、しかし鳴りの良いソロには特に感動しました。気の入った演奏は何ものにも代え難いものがあります。あと金管が印象に残りました。特にトロンボーンさん!
アンコールのマーラー交響曲第5番アダージェットも素晴らしい選択だったと思います。静かに終わるアンコール曲は良いものでね。ただ指揮棒を下ろす前のフライング拍手はとても残念でした。最近の演奏会で時々目立ちますが、困ったものです。次回もスケジュールが合えば、足を運びたいと思っております。
地元のCDショップ、コンチェルトさんの閉店というとても残念で悲しいニュースもありますが、本当に地元のミュージシャンにがんばって頂きたいし、中央からの著名なミュージシャン、オケの演奏会だけではなく、もっと地元の音楽家の演奏会に足を運びたいものです。